ユニバーサルデザインUNIVERSAL DESIGE

介護の現場から生まれた事業

事業の始まりは、家族の介護に直面した社長の想いからでした。
その時のことを、タイメック代表取締役社長 棚橋雄二はこう振り返ります。

ある時、私の父親が病気のため首から下が不随状態になり、突然私たち家族は、“介護”をする側になりました。家族だけでは手が足りず親戚にも助けてもらい、幸い回復に向かったのですが、その時に介護をする側、される側の苦労を痛感しました。私たち家族と同じような苦労をしている人を少しでも楽にしてあげたい。事業を通して介護する人を応援したい。そう思ったのがすべてのきっかけでした。
介護中に最も気になったのが、“立つ”ことの大変さでした。足の力と握力が回復しても、指先にはまだ力が入らないから、台などに手を引っかけられず、体を支えられない。だから結局誰かが後ろに回って抱き上げるようにしないと立ち上がれない。健常者なら簡単な、ただ“立つ”ことが、介護される側にとっては歯がゆく、介護する側には足腰に負担の掛かる重作業でした。立ちあがれさえすれば、本人も、介護する側も少しは楽になるかもしれないのに。

偶然ではなく、必然の出会い。

そんな想いから数年後、漠然と介護製品について考えていた時にこの商品のアイデアを見て、目からウロコが落ちた気分になりました。
言ってしまえば、既存の商品にただ溝がついているだけです。でも、その少しのひっかかりがあるだけで、全然機能が違ってくる。握力のない人でも手をかけて、自分の体を支えることができる。しかもごてごてした手すりがついていたりしないので、デザインを損なわない。さりげなく、でも確実に、誰かの役に立つことができる。
このアイデアを世に出さずに埋もれさせてはいけない、この商品なら社会に貢献できるに違いない。そう直感しました。私にとっては偶然ではなく、必然の出会いでしたね。

タイメックの
ユニバーサルデザインの特徴

障害を持つ人にも、持たない人にも
優しい機能とデザイン

タイメックのユニバーサルデザイン洗面は、障害を持つ人にも、持たない人にも優しい機能とデザインです。大げさな手すりはついていませんが、使いやすさを極めた形です。シンプルな形状と色なので、組み合わせるキャビネットや室内デザインを選びません。

住空間のスタンダードを目指して。

これからの時代は、はじめからユニバーサルデザインを取り入れた設計が大切ではないでしょうか。そんな時タイメックの製品を選んでいただければと思います。
また、間口奥行きのプレカット出荷が可能なので、現場に柔軟に対応できます。

誰もが暮らしやすい住宅のために、これからの住空間のスタンダードを目指して。タイメックはこれからも新しいユニバーサルデザインの提案をし続けます。

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